2010-10-12

SPROUT 京丹後市 峰山 イタリアン 「Ruby Tuesday」

SPROUT外観

 火曜日は昼ご飯に困る。ほとんどの店が休みだから。
 と思っていたら、峰山の「SPROUT」が開いていた。10月から火曜日定休をやめて年中無休にしたのだという。ありがたいことだ。

 みなさんの地域でも、飲食店が軒並み休みの曜日があるのだろうか?


 火曜日は客が少ないから休むのだという店もある。でも、これは逆だと私は思う。
 飲食店が軒並み休むから、客は火曜日の外食をはじめからあきらめる。だから客の入りがわるくなる。火曜日に限って外食を控えるべき理由、しかも客全体に共通する理由なんてどこにもないはずだ。
 それぞれの店が独自のよさを競い合いつつ定休日も独自の曜日で決める。理容・美容じゃあるまいし、なにも同じ曜日にこぞって休まなくてもいいのに・・・私はそう思う。

 けれども、これは、毎日の昼メシを外食に頼らざるを得ない営業マンの言い分だ。いろいろな店のランチ風景を見て回って次第にわかってきたことだが、京都府北部では女性客の都合を尊重したほうがどうもよさそうなのだ。まあ、どの店でも女性客、それも主婦らしき年代の二人連れ、三人連れ、四人連れといったところが目立つ。とにかく目立つ。女で客がいっぱいの店はいくつも見たが、男で客がいっぱいの店は見たことがない。
 こうした女性達、とくに主婦層が毎日のように外食を楽しんでいるとは思えない。日時と店を約束しあって、ひと月に一度か二度のガールズ・トーク・スペシャル・デー。そのために、値段が割安になるランチタイムを大いに活用しているのだと思う。
 であれば、定休日が軒並み同じでも、店によって違っても、客の中心となる女性層への不都合は少ない。いや、むしろ、他店同様うちも火曜日が休みですと言えたほうが店にとっては無難だし、女性客どうしが約束を決めるときでも火曜日をはじめから外しておけばいいという便利さもある。
 
 ただ、「SPROUT」のような店の年中無休はすべての女性客から歓迎されるはずだ。なぜなら、丹後半島にこのような店が他にないのだから。久美浜甲山の「レセプション・ガーデン」も海を見下ろすいい店だが、丹後のいろいろな町から集まるのなら峰山が便利だろう。

【SPROUTで感心した事柄】
 ★外から見ても中へ入っても、きわめてオシャレな空間。
 ★駐車場が広い。ひとり1台ずつの車で来ても大丈夫。
 ★メニューが豊富。みんなで分け合って食べる楽しみがある。
 ★手作りケーキが見た目にもおいしく、食べたらもっとおいしい。
 ★2000円~3000円のリーズナブルなワインが中心。
 ★Take Outメニューで夕飯の支度シンパイなし。
 ★スタッフがとてもフレンドリー

 店を開けていれば開けているだけ女性客が増えるにちがいない。「SPROUT」で赤ワインを飲みながらガールズ・トークに没頭する火曜日は「Ruby Tuesday」。
 そんなブームが生まれたら、丹後半島もおしゃれになるぞ(飲まない男を運転手に連れて行けよ)。 
*Ruby Tuesdayはローリング・ストーンズの曲

周りの景色が雄大というか何もないというか

駐車場はほんとに広い。水平線まで見える(ウソ)

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