2010-12-30

鉄板ダイニングこころ 福知山 桐村博之さんを囲む会

railway100401_2 桐村博之さん。80歳。福知山市かしの木台在住。
 1964年の東海道新幹線開業に先駆け、開発段階の試験運転士を努めた人だ。福知山駅の機関区長をなさっていた時期に、新幹線開発プロジェクトの試験運転士に抜擢された。
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 2002年6月18日放送のNHK「プロジェクトX 執念の弾丸列車(リンクはこちら)」は東海道新幹線の開発秘話をテーマとし、そのなかで桐村さんの功績にも触れている。

 夢の超特急が走り始めた頃、私は小学校6年性だった。子供の夢を乗せた超特急を時速200km以上で走らせるために人生を賭けた桐村さんだが、実は現在ビビアンの近所にお住まいで、かしの木台の自治会長をなさっている。桐村さんの奥さんとビビアンのお母さんはコーラスやカラオケの仲間同士だ。
 いっぽう、私とビビアンは、福知山駅のJR保線区の男達と知り合いだ。「鉄板ダイニングこころ」の常連客同士として親しい。そんないきさつから、保線区の現役JRマンと桐村さんが同席できる飲み会を開いた。

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右が桐村さん。左は現役のJRマン。

 液晶プロジェクターを持ち込み、「プロジェクトX」のDVDを店の白い壁に映した。番組に沿って桐村さんから当時の苦労話を聞かせていただいた。



  ただまあ、桐村さんの公式講演会でもないし、酒を飲みながらワイワイガヤガヤ。話題はあちこちにブレるし、ときには困った沈黙も含みつつ、桐村さんが番組になかなか登場しないから映写中のDVDはどうでもよくなってくるし、とりとめのない話に終始したのが実情だ。でも終わってみれば人の輪が広がっていたかな・・・?なにも飾らずにそのままを報告すればそんな飲み会だった。

                                                   

 この飲み会の席となった「鉄板ダイニングこころ」。2008年11月開業の新しい店だけにあまり知られてはいない。メニューに掲載された1品あたりの平均単価が550円と安い店だが、味はいい。素人から始めたママが涙を流しながら鉄板焼きの練習に明け暮れた。それがいまの味につながっている。おいしいという声は聞くがまずいという声を聞いたことがない。

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 ヤン(牛の胃袋の肉厚部分)という珍しいホルモン材料もある。他には、餅チーズ。最近になってチーズの分量を増やし、よりおいしくなった。とんぺい焼き、豚キムチ、シーフード焼きソバなども人気のメニューだ。


  新メニューのアイデアなどがあればどんどん提案していただければありがたい。気の利かない対応などもその場で伝えていただければありがたい。福知山で飲食業を続けようとするとき、この店はまだまだ勉強の余地がある。

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 味の素嫌いの私だが、鉄板ダイニングこころに通い始めてから、味の素の味付けもそうわるくないと思い始めた。ママは東南アジア出身で、日本ほどにはダシの文化がない国でもあり、そこでは各家庭で味の素が使われている。そんなママのバックグラウンドが味の素の上手な使い方につながっているのかもしれない。
 店に行くならママが店に出ている曜日がよりオススメだ。ママがいないと味に関する私の話は全部ウソになる。水曜、木曜はママの不在が多いので、先に電話して確認されたい。

 席数は4人用テーブル×2席と6人用テーブル×2席。足を下ろせるので楽だ。カウンターは6人がけだが、ぎっしり6人では狭い。




鉄板ダイニングこころ
京都府福知山市字天田西本町94-1
電話:0773-24-6320
営業:午後6時~午後2時(客がいないと12時に閉まることもある)
定休日:とくになし
地図はこちらのリンク(yahooグルメ情報

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