2011-02-26

番外編:北海シマエビ 小さなロブスター

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 北海シマエビをもらいました。


DSC01899 北海シマエビは道東の特産品だそうです。いま地図を確かめましたら、道東はオホーツク海と接していかにも寒そうな場所。沿岸には釧路、根室、網走、紋別などがあるんですね。北海シマエビはそのオホーツクの浅瀬の藻場を棲息地としているそうです。


 生の北海シマエビは北海道でもお目にかかれないから茹でたやつだよとくれた人が言いました。


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生の北海シマエビ
通販のitem post  http://www.itempost.jp/ から転載

 北海シマエビは鮮度が秒単位で劣化するといわれるほどでして、港に揚げるや否や塩茹でにされます。そのときの塩加減。これが味を決めるそうです。それに茹でたほうがぐんと甘みも増して一気においしくなるため、生での流通はありえない。
 といったことだそうです。


 抱卵しているのは秋に獲れた個体だと聞きました。学術的に言いますと、ホッカイエビ(北海シマエビの学名)の受精卵は孵化までに9ヶ月を要するそうです。雌は受精卵を腹脚にかかえて孵化まで保護するとのことです。海産無脊椎動物の一般的な生態に従えばプランクトンとして幼生期を過ごすはずですが、ホッカイエビの場合は孵化までの時間が長いだけに、母親の保護下に置かれるのでしょうねえ。


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これが受精卵。直径2ミリほど。

 その赤い卵も含めて、とにかくどこを食べてもおいしいエビです。とくに頭部。味が濃いです。エビのエキスをそのまま食べてるような旨さです。そして背のほうの殻の内側はしっかりとした噛みごたえでして、ロブスターに似たおいしさがあります。エビを食べているのだという実感は、8cmから13cmというサイズを凌駕します。小さなロブスターだと思った所以です。

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