2011-03-13

KTR JRとの乗り入れ特急リストラ 8本から4本に

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福知山駅14時43分発、北近畿14号。新大阪行き。3月12日から名前がこうのとりに変わり、車両も新型に変わる。


 3月12日、JRのダイヤ改正。丹後に関連する特急列車(山陰本線・福知山線・KTR・舞鶴線)のいくつかが姿を消します。


 これまでは、


 北近畿号(新大阪~城崎温泉)
 タンゴエクスプローラー号(新大阪~豊岡)
 文殊号(新大阪~天橋立)
 たんば号(京都~福知山)
 はしだて号(京都~天橋立)
 きのさき号(京都~城崎温泉)
 タンゴディスカバリー号(京都~久美浜
  タンゴディスカバリー号(京都~東舞鶴)
 まいづる号(京都~東舞鶴)
 
の8種類がありました。
 
 3月12日からは、


 こうのとり号 
  従来の北近畿号、タンゴエクスプローラー号、文殊号
 はしだて号 
  従来のはしだて号とタンゴディスカバリー号
 きのさき号 
  従来のきのさき号とたんば号
 まいづる号 
  従来のまいづる号とタンゴディスカバリー号


の4種類になります。まあ、名前のリストラですな。


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 といいましても、特急の運行本数までリストラされるわけではありません。DSC02475上下あわせて44本という運行本数は従来のままです。そして、上下あわせて44本の運行のうち25本に新型車両が投入されます。しばらくはノスタルジックな旧型車両とスマートな新型車両が混在することになります。


DSC01535 では、丹後半島を受け持つKTR(北近畿タンゴ鉄道)はどうなるのでしょうか。
 こちらは運行本数のリストラといわざるをえません。大阪・京都と丹後を乗り換えなしで結んでいた特急が、これまでは8本ありました。それが、今後は4本に減ります。
 中味をみると、大阪~丹後を乗り継ぎなしで結ぶ特急がまったくなくなります。大阪~丹後は福知山での乗換えを必ず伴います。京都との間を乗り換えなしで走るはしだて号は残りますが、それでも発着駅は天橋立です。久美浜や豊岡を発着駅としてKTR全区間を走り、そのままJR線を大阪・京都まで走る。そういう便利な特急がなくなりました。特急たんごリレー号というのが新たに登場しますが、これはあくまでKTR区間内限定、福知山~豊岡を結ぶだけです。


0223002-thumb-660x440 そんな背景を受けてか、KTRの駅長さんたちが「駅長ブログ」で感動的な鉄道写真や動画を披露されています。消え行く特急への惜別と、新しい特急への期待。ぜひごらんになってください。私のいちばん好きな写真が宮津駅長さんのこの写真です。もう二度と撮影できない写真です。左上のタンゴエクスプローラーの写真をクリックしてみてください。その記事にリンクします。  

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