2011-09-20

番外編:レオンベルガーとベルジャンタービュレン

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ベルジャン・タービュレン。原産国ベルギー。
牧羊犬や作業犬として活躍。災害救助犬にも利用されている。
用途はオールマイティーだが、日本では警察犬の犬種になっていない。
コリーとシェパードの混血のように見えてさにあらず。
犬の系統としては、かなり狼に近い場所にいる。
怖そうに見えて、実は無類の人好き気質。
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レオンベルガーは子牛ほどもありそうな超大型犬。
日本での登録数は100頭以下という珍しい犬種。
元は作業犬だったが、こんな超大型犬に任せる作業を、いまの時代が要求しない。よって現在ではよき家庭犬となった。
とにかくのんびりしていて、ものごとに動じない気質。子供のある家庭でも飼えるが、金のない家庭では飼えない。

人のことが大好きで、私がベルジャン・タービュレンをかまっていたら、「ボクは?」のメッセージをこめて鼻先で背中をつっついてきた。




 聖太郎を連れて琵琶湖博物館へ。


 その道すがら立ち寄った草津サービスエリアで、レオンベルガー1頭とベルジャンタービュレン3頭が休憩中でした。



DSC01017 レオンベルガーは超大型犬です。ニューファンドランド犬とセントバーナードの混血を基礎にして、そこにグレートピレニーズやクーバースの血も混ぜていって固定した犬種だそうです。
 どんなにデカいかといいますと、うちの娘との比較、そして、私の腕と犬の前足の比較をごらんください。


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 こちらはベルジャンタービュレン。夏はブラッシングが大変だから、顔以外は短く刈られて、まるでライオン。暑い季節ですと、アンダーファーと呼ばれる綿毛をいくら梳いてもキリがないんですよねえ。


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DSC01022 3頭いるなかで、左端のいちばん小さいのが母犬。あとの2頭は彼女から生まれました。
 この写真は、聖太郎を生んだ牝と、種付けをした牡です。


 ベルジャンタービュレンをうちでも飼っていました。名前をグラーフといいました。
 娘が小学校4年生のときにうちに来ました。娘が22歳のときに死にました。
 これが、私とグラーフとの思い出の1枚です。
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 「聖太郎はいるし、ベルジャンには遭遇するし、おとうさん、盆と正月がいっぺんに来たみたいでしょ」と妻お龍。
 まさしくその思いでした。
sg0001 「おとうさん、グラーフのことをブログに書くのなら、この写真も使ってよ」とお龍が持ってきました。

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