2011-09-23

へしこパスタソース(間人のひさみ製)、うまいぞ

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 明日は聖太郎が帰ってしまいます。あ~ぁ。
 今夜は、おじいちゃんがパスタをこしらえました。
 間人のひさみで買った「へしこパスタソース」の登場です。


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 これが、へしこパスタソース。


 オリーブオイルのなかに、サイコロ切りしたへしこが漬けてあります。
 オイルにはへしこの旨みが溶け出していますし、へしこの糠に混ぜられた七味の辛さも加わっています。


 けれども、塩辛さはさほどではありません。塩分はサイコロ切りのへしこに留まっています。そのサイコロ切りを口に含みますと、へしこの浅漬けとほぼ同等の塩辛さです。





 パスタソースを味見してみて、塩辛さが不足して味が眠いのではないかと、私も思いました。けれども、パスタを茹でるときに塩を使いますから、パスタ本体はきちんと塩味になります。
 さらには、塩分を含んだ茹で汁を以下のように使うことになっています。乳化と塩加減を一気にやってしまいます。


①茹で上がったパスタをフライパンに移す
②パスタの茹で汁を加える
③パスタソース大匙1~2杯を加える
④全体を混ぜ合わせながら1分ほど加熱する


 塩加減は茹で汁の量で調節せよというわけです。



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 具材は万願寺唐辛子を主体にしました。サンプラザ万助のサンマルクでアンチョビのペペロンチーノを食べたときに、魚の塩漬けと万願寺のコンビネーションはなかなかいいぞと思ったからです。


 幸いにも、福知山市三和のJA農産物直売所で赤い万願寺を見つけました。緑の万願寺よりもさらに甘みと柔らかさがあります。

 具材は具材でこしらえました。パスタソースだけでは具材にまで味が行き渡らないだろうと思ったからです。具材は具材で味付けしておいて、最後の段階でパスタとソースと具材を一体化すればいいと考えました。


①ニンニク オリーブオイル
②アンチョビ ケイパー
③万願寺唐辛子(緑と赤)セロリ ドライトマト 黒枝豆

 ①を弱火で熱しながら②を加え、香りが充分に出たところで③を入れて炒めました。
 ②のアンチョビとケイパーで、ちょうどいい塩加減になりました。
 炒めすぎたら野菜の歯ごたえがなくなると考えて、途中から白ワイン蒸しにしました。
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 嬉しいことに、聖太郎のパパもママも、「おいしい」を連発してくれました。『チュー房ですよ』なら星ふたつ半くらいはいったのじゃないでしょうか。


 サイコロ切りのへしこの浅漬けがパスタの陰から出てくるたびに、みんな喜んでました。おいしいからです。けれども、へしこの浅漬けはおじいちゃんが作ったわけではありません。あまりそこばかり喜びすぎぬように。



 

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