2012-01-29

番外編:蹴上・ウェスティン都ホテル

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 寒々とした蹴上インクラインを歩くカップル。すっかり葉を落とした枝は桜。二人を見下ろす枝は桜。満開の季節にもう一度おいで。それまで、つないだ手を離すなよ!
 「蹴上」というと「どこ?」と思う方もいらっしゃるでしょうが、「南禅寺の近く」といえば「ああ、わかった」に変わることでしょう。レンガ造りの発電所を覚えておられるかと思います。
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 この日、私は、蹴上のウェスティン都ホテルで仕事でした。150人近くのお医者さんに集まっていただいて講演会。
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 早いですねえ。正面玄関を入ったら、もうお雛様が飾ってありました。そりゃまあ、節分に合わせて鬼を飾っておくわけにもいきませんわねえ。
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 講演会の会場に使われるのは、だいたい西館です。西館は新館とでもいうべき存在です。ウェディング会場にもなります。これから結婚を控えた社員に聞きましたら、「ここのウエディングも費用が高いけど、京都はどこも高いですよ」とのことでした。
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 ゴールイン間近のカップルが予約に訪れていました。高いとこで結婚式。ご両親、ご苦労ですね。
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 西館の4階から、平安神宮の色鮮やかな鳥居が見えました。
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 墓地越しに京都中心部を望みます。高いビルがない。建物の高さがだいたいそろっています。それがよくわかります。
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 こちらは北の方角です。北の山々にはうっすらと雪が見えます。こういう景色の写真は、どれもガラス窓越しです。さすがに格式あるホテルですね、ガラスの透明度が違います。よう磨いてはるわ。
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 バーのムーンライトも西館3階にあります。外側のディスプレイは有名シャンパンのヴーヴ・クリコ一色。ある医学部の教授が、「このバーは眺めがええ」とおっしゃっていました。カクテルが1500円くらいです。
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 蹴上には刑務所の高い塀もあります、じゃなくて、動物園の塀が道沿いに展びています。
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 ほう、動物園に、アフリカの草原が誕生するんですか。孫の聖太郎になりかわって気持ちがワクワク。
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 この塀沿いの通りに、ユニークな旅館「白河院」がありました。歴史的には、藤原氏の別荘地が白河天皇に献上されたものだとされています。私学共済が経営する旅館です。小川治兵衛の手がけた庭園がとても美しいそうです。しかも宿泊料金が安い(いまの季節なら1万2千何百円)とのことです。
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 講演会の仕事が終わったら、午後8時を回っていました。
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