2012-02-11

なだれの現場に遭遇 京丹後市弥栄町堀越

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 この先でなだれが発生しました。与謝野町と弥栄町を結ぶ府道53号線。私は、弥栄病院へ急いでいました。


 追記:2月13日現在、まだ通行止めになっていました。


 これが、なだれの現場です。報道写真らしく白黒写真にしました。斜面を滑り落ちた雪がぼこぼこになっています。この斜面で作業中だったユンボが巻き込まれました。
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 こんな道を走っていました。製薬メーカーの営業マンの場合、品質苦情と副作用だけは待ったなしです。雪だとかなんとかは行かない理由になりません。
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 私が現場手前にさしかかったとき、この先は通行止めだと制止されました。聞けばなだれだというではありませんか。なんとか通してもらえないかお願いしました。弥栄病院に5時の約束でした。制止係の人が、「あのクルマだけどうですか?」とおまわりさんに相談に行ってくれました。
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 通っていいよということになりました。無理に通してもらった手前、その場ですぐ写真を撮るわけにもいきません。運転席の窓を開けて、みなさんに「ありがとうございます」と笑顔をふりまきながら、ひとまずは通り過ぎました。しかし、現場を見たい気持ち、ブログ魂。関係者のみなさんの姿がルームミラーから消えたあたりでUターンしました。なだれ現場に戻りました。
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 私が現場に入っていきますと、誰からともなく「ごくろうさまです」の声。スーツ姿ですので、何か立場のある人物と勘違いしてるのでしょうか。「おつかれさまです」と、私も挨拶を返します。「いや、これはひどいな。いや、たいへんだ」とか、立場のある人物みたいな言葉をつぶやきながら、写真を撮影しました。


 新聞記者とおぼしき男性が、ノートにボールペンを走らせながら、誰かから話を聞いていました。正々堂々と取材できる新聞記者がうらやましくてしかたありません。私は、さりげなくその横に立って聞き耳立てるだけ。
 ユンボを運転していた人は左足を骨折したそうです。不幸中の幸いといいますか、雪に埋まったりしなくて本当によかった。片側の車線をふさいでいる雪の下に車両はないそうです。車が通っていないときでよかったと、そんな声も聞こえました。
 よかった、よかったと思いながら、「あれ?もし通っていた車があったとしたら自分やったかもしれん」と気づきました。もし、ローソンの駐車場でパソコンを開いていなかったとしたら、ここを20分か30分前に通っていた計算になります。わりとヤバい。


 除雪車はカッコいいですね。私も孫の聖太郎と同じで、はたらく自動車が好きなのかもしれません。聖太郎に写メしなくては。
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 この日の雪景色です。不思議な光景に出会いました。小さな野鳥が群れをなして一箇所で餌をついばんでいました。どこへ行っても雪ばかりで、ここにだけ何か落ちているのかもしれません。
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 さすが弥栄病院。ここの駐車場だけが除雪完璧でした。営業マンはなんでも褒めますねえ。
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 仕事も終わったし、もう、おうちに帰りますわ。
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