激辛ソースオムライスは、Hot and spicy。どちらかといえば気分転換的メニューです。ときどき若い常連客がかぶりついています。
久しぶりにお母さんにご登場いただきたくて、こんな写真になりました。
お好み焼きのソースで「どろソース」。ご存知の方もおられるでしょう。その激辛ソースを惜しむことなく用いたのが、この激辛ソースオムライスです。普通は隠し味程度でどろソースを使うというのに、このオムライスはどろソースの辛さを前面にもってきてあります。
どろソースはなぜあんなに辛いのか。ウスターソースの濾過過程における沈殿物を原料とするからだそうです。沈殿物の中には、旨味と共に香辛料がたっぷりと含まれています。本来は捨てるだけだったこの沈殿物を初めて商品化したのがオリバーソースだったそうです。オリバーソースのサイトにはどろソースの製造法が掲載されています。
激辛ソースオムライスのご飯には醤油の味付けもしてあります。お好み焼き風の外側とうまくバランスをとるためだそうです。
余ったご飯を全部詰め込んだのではないかと思うくらいのボリュームです。女性には多すぎると思いますので、「小さめで」と伝えるほうがいいかもしれません。それに、あれだけ辛いのをたくさん食べるとなりますと、後半の忍耐力がどうしても不足しがちです。
辛い。熱い。ヒリヒリする。汗が止まらん。ごく当たり前にあんかけうどんを食べていた連れをうらめしく思いました。
この日のランチハウスリリーは満席。高良厄神厄除大祭の準備で忙しい地元理事会が昼ごはんを食べに来ていました。総勢20名の平均年齢は60歳をゆうに超えています。70歳以上とおぼしきメンバーも目立ちます。そんな後期高齢メンバーですら、ポークステーキをぺろりとたいらげ、ビールを飲み干し。厄神さんに無病息災を祈願するまでもない達者ぶりでした。
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