2012-10-20

タイレストラン イーサン(京都市 烏丸今出川)

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 通るたびに気になっていた店です。
 ちょうどおなかが空いた頃に白川通のほうから走ってきました。ここがおいしかったらブログの記事にもできると考えました。
 イーサンのURL=http://www.esan.jp/



イーサーン料理は激辛なのか



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 Wikipediaを見ましたら、タイの「イーサーン料理」について以下のような説明がありました。

イーサーン料理はバンコク周辺で元々食べられていたタイ料理と一目して異なる特徴を持っている。地理的にも隣接したラオスのラオス料理と共通点が多い。

イーサーン料理の特徴は他の地方の料理と比べて辛味が非常に強いことである。極辛の唐辛子プリッキーヌーで辛味をつけるのはイーサーン料理の特徴である。農業生産に恵まれていないため昆虫食が日常的に行われている。また一般的に蒸した長粒種のもち米を主食とし、食事に生野菜やハーブの盛り合わせを添える。ソムタムやラープなどバンコク、およびタイ国外のタイ料理レストランでも一般的に食べられている料理のいくつかは、伝統的タイ料理ではなくイーサーン料理である。

 そんな詳しいことは何も知らずに入ってみました。
 烏丸今出川で続いている店ならおいしいに違いないと踏んだからです。

 ランチタイムにはバイキング形式のメニューもあります。いろいろ食べられておもしろそうではないですか。
 ちなみに、ランチで人気ベスト4は、1位焼きそば、2位一皿飯、3位カレーラーメン、4位タイラーメンだそうです。

 詳しい中味は、写真をクリックしてから拡大表示(Ctrlキーと+キーを同時に押す)していただければわかっていただけます。
 私は、初めてですし、とにかくバイキングだと思いました。



ソースの使い道が分からない

 店を入ったら長いテーブルが直角に置かれていて、その上にバイキングの料理が並んでいます。
 どの献立がどんな味なのかまったく分からないままですが、皿にどんどん盛っていきました。


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 迷ったのが、いくつも並べられたソースでした。どれをどの料理に使うのか、見当もつきません。
 唐辛子の輪切りや種が姿のままですし、下手に手を出しますと口の中が燃えそうです。お尻の穴にも飛び火したらどうしましょう。


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 どれをどれにかけて食べればいいのか店の女性スタッフに尋ねました。
 とくに組み合わせが決まっているものではないそうです。辛さが欲しいとか、酸っぱさが欲しいとか、好みの味付けになるように使ってもらえばいいとのことです。

 それぞれの料理にはすでに味付けが施されていて、それだけでも十分でした。けれども、元の味付けとは別に、辛味・酸味は食べる人が加えてくれということのようです。


このおいしさは初体験

 これでええのかなあ?ようわからんなあ・・・
 あっちのソースにスプーンを突っ込んではまた上げ、こっちに突っ込んではまた上げ・・・

 半信半疑ではありますが、「ええい、ままよ」と開き直り、皿に取った料理になんらかのソースをかけて、自分のテーブルで食べ始めました。

 うまい!

 思わず声が出ました。
 「うまいなあ、これ」
 スタッフが通りかかったので伝えました。
 いや、嬉しかった。初めての味ですが、おいしい。
 見かけは安っぽい料理ばかりですが、味は複雑です。
 いろいろなソースが用意してあった理由も、理屈抜きで了解しました。
 元からの味付けとソースが一体化してさらに味わいが増します。
 イーサーン料理は激辛だとブログを書く上で学んだのですが、実際はそうでもなかった。福知山たかた荘の坦坦麺に慣れてるからかな。

 ただし、初めての味ばかりだけに、どれがどうおいしかったのか、よく覚えていません。おかわりしたくて再び立ったのですが、料理の前に来てみますと、どれもまずそうに見えてしまいます。
 普段の食習慣で判断するからでしょうね、とてもじゃないけどうまそうに見えません。でも、食べてみたらおいしい。これが楽しかったし、嬉しかった。

 トム・ヤム・クンのスープですと、これだけはバイキングとは別に持ってきてくれたのですが、エビとココナツ・ミルクのおいしさの他にも言葉にできない味やら香りやらが混じっていて、実に複雑なおいしさでした。


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デザートは好みに合わず 食文化の違いか

 デザート類もバイキングです。
 残念ながら、こちらは私の好みに合いませんでした。
 かつて、フィリピーナのこしらえたオヤツを「Masarap、masarap(おいしい、おいしい)」と言いながら食べなくてはならない時代がありました。
 受難の時代というのか、自らが好んで受難していた私がアホですが、それを思い出しました。
 いや、その作り手がフィリピーナたちの間では料理名人扱いでした。今日のデザートも、味の好みは食文化の違いによるものでしょう。



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しばらくはタイ料理の勉強を

 テーブルにメニューを広げながら、バイキングではタイ料理の勉強にならないと考えていました。
 単品メニューを頼んで、食材や味付けを確かめて、どのソースでどの辛さや酸っぱさを足せばいちばんおいしいのかを経験する。
 そういう風に学んでみたくなりました。

 ランチはバイキングで1200円と、いささか高めです。烏丸通を挟んで同志社大学ですが、学生諸君にはきついかもしれませんね。

 おっちゃんは、近いうちにまた行ってみようと思います。


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 アロアナの生簀料理もあります、ではなくて、店で可愛がってます

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