2013-01-03

鶴橋風月(草津イオンモール店) 取り越し苦労無用だった

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 買い物ついでにイオンモールへ出かけて、鶴橋風月でお好み焼きと焼きそばを食べてきました。
 鶴橋風月はテレビでもCMが流れていて気になってました。イオンモールに店があるとは思いませんでした。

優柔不断な心で入店


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 お正月のレストラン街ですから、家族連れに大人気です---といえるのは、「大地の食卓(バイキング)」など一部の店舗ばかり。
 いったい風月はどうしたことか。
 他店舗はあんな順番待ちに加わったら1時間はかかるぞといったなか、風月の前には誰も並んでいませんでした。

 「こっちのほうが待たなくていいから、ここでいいよ」
 「誰も待っとらへんのは、まずいのとちがうか?」
 「ここにしとこうよ。待つのたいへんだから」
 「うまいか。まずいか。今年の運試しちゅうことで入るか」

 「いらっしゃいませ」と迎えてくれたスタッフの中途半端な愛想よさ。

 「やっぱりまずそうやぞ。やめとけ」と、心の声がささやきかけてきます。けれども、聖太郎のママはけっこうのり気です。

 こういうときにもっとも決断力があるのは聖太郎のママです。一度決めたら迷いません。それで何度も失敗していることは彼女の人生が証明済みですが、それを止めてやれなかった父親はいったい誰やねん?

 テーブルに座ったら、水を持ってきたスタッフの所作が雑ではありませんか。
 バシッ、バシッ、バシッ。テーブルにグラスを打ちつけるが如く置いていきます。その音が、まずいぞ、まずいぞ、まずいぞと言っているように聞こえてなりませんでした。


 

これはうまさの活断層だ!

 「ええか。はじめからあんまりぎょうさん注文するなよ。はじめはちょっとだけ注文して、うまかったらいろいろ頼んだらええさかいにな」

 父親から娘へのアドバイス。せいぜいこんなもんですわ。
 私は焼きそば、聖太郎のママはエビ玉、聖太郎のパパがブタ玉、聖太郎のおばあちゃんはイカ玉を注文しました。

 男のスタッフがやってきて、鉄板の上にお好み焼きを並べてくれます。キャベツの量に驚きました。こんなお好み焼きは初めてです。

 「こんなにキャベツばかりでまとまるのかしら」と、聖太郎のおばあちゃんが言います。
 その心配はさておき、立ち昇る湯気の香りが、「実はうまいんですよ」と私に語りかけてきました。キャベツの多さも初めてなら、旨味の香ばしさとでも言えそうなこの香り方も初めてです。

 これは、ひょっとしたら、おいしいのではないか。期待してもかまわない気持ちに変わってきました。

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 焼き具合がよくなった頃、スタッフが表面に削り節をのせ、そしてひっくり返します。つまり、カツオブシをのせたほうが今度は裏面に変わり、カツオブシの面を鉄板で焼くことになります。

 私の注文した焼きそばができあがってきました。焼きそばだけはキッチンの鉄板で焼いてから運ばれてきます。

 みんなが焼きそばに箸を伸ばしました。
 まっさきに声を上げたのは私です。

 うまっ!めちゃうまいぞ。みんな早いこと食え、食え。熱いうちに。早いこと食べてしもて、もっと注文したらええわ。


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 焼きそばは太麺。ほんわかした味です。ソースは、辛いではなくて旨いというべき味の深さ。まずいのやないかと心配してすんませんでしたと、店に頭を下げたくなりました。いろいろなメニューにトライしたい。

 スタッフがまたやってきて、お好み焼きにマヨネーズとソースを塗ってくれました。
 まず、マヨネーズを落として、その上からソースを落として、ハケを円形に動かしてクルクルと混ぜ合わせます。
 ソースが半透明に透けて、いわばカフェラテのような渦巻きが出来上がりました。

 「カツオブシの面がパリっとしてるね。どうしてかな?カツオブシを焼いたから表面がパリっとなるのかな」と聖太郎のママが言います。
 クリスピーな両面が旨味を内側に閉じ込めたといったおいしさです。見かけはキャベツたっぷりの断面ですが、口に含めば、おいしさがミルフィーユのように層をなしています。

 原子力規制委員会の専門家たちなら言うことでしょう。
 これはうまさの活断層だ!


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 この後、ごま醤油ネギ焼きそばともちポテトチーズお好み焼きを追加して、腹いっぱいになって店を出ました。

 聖太郎君も大満足でした。


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鶴橋風月ホームページ=お好み焼き・焼きそばの鶴橋風月

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