2014-10-09

自由軒なんば本店(大阪市中央区難波) 女装のおっちゃんと向かい合わせでカレーを食べた

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 今年で創業103年の洋食屋。
 なんばのアーケードでオーラ発してます。


 ここもめちゃ有名なとこです。
 なによりも有名なのが、織田作之助とこの店の関係。
 店のホームページには、この店の常連だった織田作之助のことが以下のように紹介されています。

彼は自由軒の常連として、毎日のように名物カレーを食べていました。そして、店内で構想を練っていた小説が、彼の出世作「夫婦善哉」でした。


 「夫婦善哉」の物語中にも、この店のカレーが「玉子入りのライスカレー」として登場します。それがいま「名物カレー」というメニューになって、多くの客を集めています。

 よしもとのお笑い芸人をはじめ、芸能人もよく来ているらしくて、レジの背後の壁には記念写真がいっぱい貼ってあります。


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 さて、名物カレーですが、ひとことにしますと、親切設計のカレーです。カレーとライスが別々になっているよりも、調理場でここまでやってきてくれたほうがはるかにおいしい。みんなが大好きなカレーをさらにおいしく食べる調理法だと思いました。


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 カレーライスかライスカレーかという話が昔からあります。それでいえば、これはまぎれもなくライスカレー。ライスもカレーも主人公だと尊重して、両方を引き立ててあります。
 カレーを食べるときに、白い米粒がひとつたりともない。どの米粒もカレーでコーティングされている。それがこんなに幸せなことだとは知りませんでした。

 カレーを写すだけではなくて店の雰囲気まで写真にしたい。
 そう願った結果、向かいの席に座っていたおっちゃんが入ってしまうことになりました。大人気の店ですから、どっち向けて写真撮っても他のお客さんが入ります。

 モザイクかけといて言うのもなんですけど、女装したおっちゃんでした。タオルか新聞紙しか分かりませんが、オッパイのふくらみが作ってあります。すぐそこが吉本のなんばグランド花月ですので、ひょっとしてスチ子か?、いや、Mr.オクレか?と思ったほどです。

 女装のおっちゃんと向かい合わせ。
 シュールな体験ですが、大阪に毎日行ってますと、この程度のことでは驚きもしなくなります。


20141007-_DSC3870なんばグランド花月では小藪のぬいぐるみが客引きしていました。頼んだら一緒に写真を撮らせてくれます。

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